『ごはんのことばかり100話とちょっと』 よしもとばなな/著 [エッセイ・他]
ようやく復活しました。
いや〜自由に好きな物を好きなだけ食べられるって、良いですね(*^_^*)
大体発症から4日くらいで症状はおさまったのですが、胃も小さくなっているし、何よりまた吐き気がしたりしたら怖いので、それから後の2日間くらいは白湯とおかゆと果物とパンで生きてました。
食いしん坊なので、食べられないのが何より辛かったです。
もっとも、当初は食べ物の匂いを嗅いだだけで吐き気をもよおしてしまい食欲どころじゃありませんでしたが。
発症する直前のまだ風邪の自覚症状(吐き気とか頭痛とか腹痛とか)がなかった昼食時、何故か揚げ物が飲み込めず、めずらしく食事の半分以上残してしまった(普段出された物は完食するのがモットーなので)のが今思えば先触れだったのかと。食欲というのは、健康のわかりやすいバロメーターなんだなぁと改めて思い知った次第です。
さて、そんな状況の中読んでいたのは、食べ物エッセイでした。
『僕、トーキョーの味方です』 マイケル・プロンコ/著 [エッセイ・他]
僕、トーキョーの味方です―アメリカ人哲学者が日本に魅せられる理由
- 作者: マイケル プロンコ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
日本人は外国人の書いた日本論を読むのが好きな国民だ、と言われているようですが、もしそうなら多分に漏れず私もそのうちの一人です。
あまり良い意味にはとられていないようですが(外聞を気にしすぎるから?)、別に悪いことではないと思います。
全く違う文化の中で育った人の視点から見た日本は、自分が見知っている(と思われる)日本と、同じようで少し違った姿に映っているようです。
身近すぎて気づかない慣れ親しんだものの新しい面を知るのは、楽しいものです。
この本は、私が今まで読んだ外国人の書いた日本本の中で、かなり上位に入るお気に入りになりました。