小さな画集:ジョン・シンガー・サージェント [アート]
The Age of Elegance: The Paintings of John Singer Sargent (Phaidon Miniature Editions)
- 作者: John Singer Sargent
- 出版社/メーカー: Phaidon Inc Ltd
- 発売日: 1996/10
- メディア: ペーパーバック
前日の記事にサージェントが出てきたので、私がよく眺めている画集の話を少し。
といっても、趣味でただ眺めるのが好きなだけなので、専門的な難しい事を言われてもわかりませんので、そこのところはご容赦ください。
上記の画集は縦12センチ×横10センチという文庫本よりも小さいサイズの画集です。
洋書ですが、目的は絵なので問題ありません。
このPhaidon Miniature Editionsシリーズは数冊持っていますが、安価で場所を取らず、気軽に見られるのがお気に入りです。
特にこのサージェントの画集は、日本語ではおそらく画集が出版されていない(?)サージェントの作品が沢山収録されています。
彼の作品は主に肖像画が多いですが、印象派風の作品も収められています。
私が一番好きな作品は「Carnation,Lily,Lily,Rose」(カーネーション、リリー、リリー、ローズ)という作品で、白い服を着た二人の少女が、カーネーション、百合、薔薇の咲き乱れる庭で、飾られた「ちょうちん」に火を灯している絵です。
肖像画では、表紙の絵のようにやはり若い綺麗な女性が描かれているものに目がいってしまいがちですが、子供や男性の肖像も素敵です。
今、名古屋ボストン美術館で開催されている「アメリカ絵画 子どもの世界」展で、彼の代表作の一つでもある「The Daughters of Edward D.Boit」(エドワード・ダーリー・ボイドの娘たち)が公開されているようなので、会期中に是非見に行ってみたいなぁと思っています。
もしサージェントの絵に興味を持たれましたら、こちらをどうぞ。
■イギリスの「テイト美術館」のHP http://www.tate.org.uk/
左側メニューの Tate Collection → Artist Name に Sargent と入力。
テイト美術館で所蔵されている作品が40作くらいヒットします。「カーネーション〜」は上から9番目くらいに出てきます。
絵をクリックしていくと大きな画像も見られます。
日本語がよろしい方は
■「アートatドリアン」さん http://www.ne.jp/asahi/art/dorian/
トップページ → アメリカのヴィジョン → サージェント
「カーネーション〜」の画像はありませんが、「マダムXの肖像」の画像など日本語の解説があります。
こちらのサイトは、様々な時代の画家の作品が簡単な解説つきで多数見られるのでおすすめです。またリンクも充実しています。
HP見ました。カーネーション~とても可愛らしい絵ですね。
絵画のことは良く分かりませんが、身近に画集のようなものがあるともっといろいろな絵を楽しむきっかけになりそうです。
もっと教養をつまなければ・・・
by ランランラン太郎 (2007-04-04 11:30)
Q様
ご訪問&nice!をありがとうございました。
by shiori (2007-04-07 21:37)
ランランラン太郎様
難しいことは考えずちょっと時間の空いた時や寝る前などにぱらぱら画集をめくるのも良いものですよ(^^)
きれいな物や可愛らしい物を見るのは心和みます。
by shiori (2007-04-07 21:49)
shioriさんて、いろんな趣味がありますね。
絵本、映画、本、画集。
いろいろ紹介してください。
私の世界が広がってます(ちょっとづつですが)
バムとケロは、かわいいです。
画集は、ちょっと私には高度ですが、いつかは・・・
挑戦します。
by りゅう (2007-04-07 23:44)
りゅう様
好奇心だけは人並み以上にあると思います。
ですが広く浅くなので、あまり専門的な事はわかりません(^_^;)
基本は自分が楽しいと思えるものなので、それでもよろしければいくらでも(*^_^*)
バムケロ読んでいただいたのですね。少しでも気に入っていただけたら嬉しいです。
by shiori (2007-04-08 01:19)
こんにちは。
今、ちょっと暇だったので、色々検索かけてたら
私の好きな画家、サージェントの記事を So-net blogで発見!
嬉しくて、コメントさせて頂いてます。
サージェントの描く子供の絵がとても好きで、
「カーネーション・リリー・リリー・ローズ」は私もいちばん大好きです。
絵もモチロンですが、このタイトルも素敵ですよね。
by タニィ (2007-04-15 14:19)
タニィ様
はじめまして。ご訪問ありがとうございます。
サージェントお好きなのですね。私も嬉しいです(*^_^*)
タイトル、本当に素敵ですよね。
歌のような詩のような・・・夢があって可愛らしくてとても気に入っています。
by shiori (2007-04-15 21:07)
「アメリカ絵画 子どもの世界」展で「エドワード・ダーリー・ボイドの娘たち」を見てきた余韻でサージェントを検索していて流れ着きました。
「エドワード~」は縦横2m超のサイズで、しかも暗い絵なので、実物はかなり見ごたえがありました。
サージェントを知ったのはテートギャラリー展で「カーネーション・リリー・リリー・ローズ」を見て「おお~っ」と思ったのがきっかけだったんですが、やはり人気があるんですね。
"The Age of Elegance"という本は知らなかったです。さっそく注文しました!
サージェントの本は日本では全然見当たらなくて困るというか何というか…。
by ロロ (2007-07-16 02:51)
ロロ様
せっかくコメントいただいたのに遅くなってすみません。
「カーネーション・リリー・リリー・ローズ」を実際に見られたのですね。羨ましいです。私はまだ本物を見たことがないので。
「アメリカ絵画 子どもの世界」展も行かれたのですね。私もこれは絶対見に行くつもりです。
本当にサージェントは日本では全くと言っていいほど本が出版されていませんよね。手頃なところでタッシェンなどから出ていても良いのに、と思います。日本語で解説が読みたいです。
「The Age of Elegance」は私も偶然知ったのです。ある書店の洋書セールでウォーターハウスの小さな画集を手に入れたのですが、それがコンパクトでとても良かったので同じシリーズで検索していたところサージェントがあったのですよ。
お役に立てたようで嬉しいです(*^_^*)
by shiori (2007-07-30 01:46)