SSブログ

映画「五線譜のラブレター」 [映画]

五線譜のラブレター 特別編

五線譜のラブレター 特別編

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/10/27
  • メディア: DVD

昨日の「グエムル」と同様、以前リストの下の方に入れていて思いがけず送られて来たものです。
残念ながら「グエムル」は私の好みに合いませんでしたが(面白くなかった訳ではないのです。怖かったのです)、この作品はどんぴしゃりでした。
返却した後もう一度見たくなり、結局DVDはおろかサウンドトラックまで買ってしまったほど気に入った作品です。


「キス・ミー・ケイト」や「エニシング・ゴーズ」などで有名な作曲家のコール・ポーター(ケビン・クライン)の生涯を、謎の男がショーにしてポーター自身に見せる、という形が取られています。
彼と、その妻リンダ(アシュレー・ジャド)の出会いから彼女の死による別離、そしてその後を、彼の作曲した歌を散りばめながら描いた作品です。
ロビー・ウィリアムスやシェリル・クロウなど、有名歌手が出演して歌っている事も注目どころです。

多様な愛を求めてしまう奔放な性癖のため妻を「彼女が彼を愛するように」は愛せないコール・ポーターが、彼女に返せない愛情を、彼の作曲する歌に込めるのです。

作品のあちこちで歌われる歌がその時々の彼らの気持ちを雄弁に語ってくれます。
「SO IN LOVE」や「IN THE STILL OF THE NIGHT」などは、もう涙なしには聴けません(T.T)

他にも、「BEGIN THE BEGUINE」「NIGHT AND DAY」のような誰もが一度は聴いたことがあるのではないかという有名な曲が出てきますが、使われ方が絶妙です。

切ない気持ちにさせられる作品ですが、不思議と見終わった後には明るさが残ります。

こういった出会いがあるから、少しでも気になった作品はついリストに入れてしまうのです。




nice!(2)  コメント(4) 
共通テーマ:映画

nice! 2

コメント 4

ランランラン太郎

よさそうですね。
DVDやサウンドトラックまで買われたということは本当にオススメですね。
レンタルショップで見つけられたら見てみます。
by ランランラン太郎 (2007-03-31 11:09) 

shiori

興味を持っていただいて嬉しいです(^^)
歌が本当に素敵なんです。
ミュージカルがお好きであれば気に入っていただけるのではないかな〜と思います。(苦手だったら辛いかもしれません)
by shiori (2007-04-01 22:39) 

りゅう

いろんな映画を見て、本を読んでいらっしゃるんですね。
バムとケロシリーズが手元に届きました。
しかし、年度末・年度始めのあわただしさで、まだ
読むことができてません。
ちょっとゆっくりしたら読もうと思います。
by りゅう (2007-04-02 02:30) 

shiori

りゅう様
移動されたのですよね?
新しい職場に慣れるまでは大変でしょうが、無理せず頑張ってください。
バムとケロは、余裕ができたら読んでみてくださいね。
by shiori (2007-04-02 21:57) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。